服薬するとどう変わるのか

「服薬するとどう変わるのか」

医療法人社団 益友会 どんぐり発達クリニック理事長
医学博士 宮尾益知


ADHDの子どもは、自分の興味のあることはいくらでも覚えられるのに、興味のないことはやりたがらず、取りかかりも悪いし、ちっとも覚えられません。

服薬するとどうなるでしょう。

「勉強しろ」といいながら、嫌いな事が(漢字や教科書など)が眼前に迫ってくる感覚があるようです。そういう子供達がかなりいます。服薬しない状態ではどうもスイッチが入らないものも、服薬するとおしりを叩かれているような感覚でしょうか。こういう場合、嫌いな事をやるためには、服薬している方が良いことになります。

でも、好きなことをやるときには邪魔になってしまいます。服薬していると、フレキシブルな考えができないからです。そうすると、ADHDの人の就労はどう考えれば良いのでしょうか。

好きなこと、楽しみのある仕事を選ぶことが、なにより大事なことになります。そうすれば何の問題もなくなります。むしろ、持ち味である奔放な考え方が、新たな飛躍を生み出すかもしれません。

私も、診療は好きなので楽しくやっています。奔放に、感性を活かしながら。でも書類書きなどは嫌いなので、とっかかりも、かかる時間もとってもかかります。

こんな時、自分でも「服薬すれば良いのに」と思ってしまいます。

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