自閉症スペクトラムの診断基準とは

自閉症スペクトラムの診断基準とは

自閉法スペクトラムはアメリカ精神医学協会のDSM-5にて定義づけられています。2年前まではDSM-Ⅳ-Rにて広汎性発達障害(PDD)といわれ、下位分類として下記のように定義されていました。

1,特定不能の広汎性発達障害(PDD-NOS)
※非定型自閉症を含み最も一般的

2,自閉症(古典的タイプ)

3,アスペルガー症候群(AS)

4,レット症候群

5,小児期崩壊性障害

※1~3が現在の自閉症スペクトラムに含まれています。

 

現在のDSM-5の分類は下記のようになりました。

A:社会的コミュニケーションおよび相互関係における持続的障害(以下の3点で示される)

1.社会的・情緒的な相互関係の障害

2.他者との交流に用いられる非言語的コミュニケーション(ノンバーバル・コミュニケーション)の障害

3.年齢相応の対人関係性の発達や維持の障害。

 

B:限定された反復する様式の行動、興味、活動(以下の2点以上の特徴で示される)

1.常同的で反復的な運動動作や物体の使用、あるいは話し方。

2.同一性へのこだわり、日常動作への融通の効かない執着、言語・非言語上の儀式的な行動パターン。

3.集中度・焦点づけが異常に強くて限定的であり、固定された興味がある。

4.感覚入力に対する敏感性あるいは鈍感性、あるいは感覚に関する環境に対する普通以上の関心。

C:症状は発達早期の段階で必ず出現するが、後になって明らかになるものもある。
D:症状は社会や職業その他の重要な機能に重大な障害を引き起こしている。

 

自閉症はスペクトラムになり、上記A,Bを満足すれば診断できるようになりました。知的状態は問わないので、一般社会の中でも家庭にも80人に一人ぐらいいることになります。
精神的状態になったり、うつになったり、不適応を起こしたりする人の基盤を考えると、このカテゴリーに入ることが分かってきました。

このような思い人の治療を行ってきていると、微細な症状が理解でき、どのように改善していくのかがよく分かります。私達の経験がこうして大人の世界をよくすることに役立つとすれば、すばらしいことですね。学校も親も社会もよくなるのですから。

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