学校で暴れている子供達

「学校で暴れている子供達」

医療法人社団 益友会 どんぐり発達クリニック理事長
医学博士 宮尾益知


 

 

学校で暴れているので、緊急で診て欲しいとの緊急電話が時々入ります。

こういった場合、本当に重症なので、ただでさえたくさんの患者さんが待っている診察の間に、その電話を取るのもはばかられるほどです。
でも、その子供達も、会ってみると、案外素直で、とてもよい子供達なのです。

共通していることは、「父からの暴力を受けて育っている」ことでした。おまえが悪いから殴るのだ。そう言われながら暴力を受けてきた子供達でした。
「悪いから暴力」という理屈で殴られて育つと、学校で「悪い」と思った友達に対して、暴力を振るうことは当然だという理屈になってしまいます。

そのような子供達とあって思うことは、じっくり話すととても素直で良い子供達なのに、ということです。きっと、診察で私がしているような接し方をしてもらう経験がなかったのでしょう。

彼らになぜ暴力をふるってしまうのか聞くと、「暴力は振るいたくてふるっているんじゃないんだ。止めたくても、止められないんだ」そんな答えが返ってきます。

「じゃあ、我慢できる薬を出すから、飲んでみたら、きっとできるようになるよ。」といって処方します。

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