アスペルガーとADHDを間違えたこと

「アスペルガーとADHDを間違えたこと」

医療法人社団 益友会 どんぐり発達クリニック理事長
医学博士 宮尾益知


 

 

ある医学部の教授から、自分の息子はADHDだと思うが、有名私立に行かせたいと考えている。ぜひ診てくれないか、と頼まれました。

はじめて彼に会ったとき、目は合うのですが、コミュニケーションがうまくとれず、ADHDではなくアスペルガー症候群では?と思いました。

しかし、知能検査を行ってみると、アスペルガー症候群に特徴的な所見はなく、高い言語理解に比較して、低いワーキングメモリーが特徴的でした。
知能検査の結果を受けて、最初の診察の「アスペルガー」というのではなく、ADHDだと思います、とお話ししました。

こうして、薬物療法が始まりました。その子は、今では高校生です。コミュニケーションも、言語も、むしろ優れている子どもとなりました。
スポーツも頑張っていますし、将来は医師になりたいそうです。それも私のような児童精神だそうです。ちょっと照れますが。

同じような経験は、外資系のエグゼクティブの息子さんもそうでした。今では学習もトップクラス。本の好きなとても良い青年に育ちました。

 

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